夕ぐれ食堂競馬みち

馬券だけじゃない競馬の楽しみを共有したい。競馬コラム、重賞予想をもとにした競馬ドキュメント小説「夕ぐれ食堂競馬みち」、オススメ競馬本など。

読む競馬(競馬本紹介)

競馬に関する本を読むことは、馬券だけじゃない魅力を発見し、競馬をより深く味わうための、とても有意義な手段です。

父と私と佐賀競馬

昨日、2年ぶりに佐賀競馬場を訪れた。 大学入学と同時に九州を出てからは、盆と正月の年2回が父と佐賀競馬にいく時間になった。 コロナでしばらく帰省できず、久しぶりに帰省した2年前の正月。 この時はうまく時間が取れずに佐賀競馬にいくことができなかっ…

読む競馬(17)坂東”女”武者、情熱の一騎駆け。‐2006年フィリーズレビュー・ダイワパッション

ランキング参加中競馬が好きランキング参加中競馬ランキング参加中競馬ランキング参加中競馬好きの会 競馬のWEBフリーペーパー&ブログ「ウマフリ」さんに9度目の寄稿の機会をいただきました。 今回はダイワパッションです。 ダイワキャグニーの引退で幕を閉…

読む競馬(16)我こそは“ふるつわもの”。関屋記念3戦2勝のタフガイ、ダイワテキサス。

ランキング参加中競馬が好きランキング参加中競馬ランキング参加中競馬ランキング参加中競馬好きの会 競馬のWEBフリーペーパー&ブログ「ウマフリ」さんに8度目の寄稿の機会をいただきました。 (画像出典)フマフリさんのページより 今回は、ダイワテキサス…

読む競馬(15)放たれた矢は終わりから始まりへ - 2000年フェブラリーステークス

競馬のWEBフリーペーパー&ブログ「ウマフリ」さんに7度目の寄稿の機会をいただきました。 (画像出典)フマフリさんのページより 今回は、2000年のフェブラリーS、ウイングアローです。 強烈な末脚での勝利。 メイセイオペラが押し切るかに思えた次の瞬間、…

読む競馬(14)空白の20秒、その衝撃 - 1996年第57回菊花賞ダンスインザダーク

競馬のWEBフリーペーパー&ブログ「ウマフリ」さんに6度目の寄稿の機会をいただきました。 今回は、私が競馬初心者の方にサラブレッドの凄さを知ってもらうのに必ず紹介するレース。 1996年、ダンスインザダークの菊花賞です。 (Gallop96 臨時増刊号より) …

読む競馬(13)競馬伝説の名勝負1995-1999

日本競馬の黄金期といっても過言ではない90年代後半。 この頃JRAの売り上げも記録を更新し続けていた。 私にとっては九州の田舎から出てきて競馬に出会ってはまり込んだ時期。 1995年といえばサンデーサイレンスの初年度産駒が衝撃的な戦績を残した年。 皐月…

読む競馬(12)『これが夢に見た栄光のゴールだ』杉本清

競馬本の紹介、第12回は杉本清さんの「これが夢に見た栄光のゴールだ 名実況でつづる永遠の名馬たち」です。 この本は元関西テレビの杉本清さんが、自信の実況名語録とともに優駿たちへの熱い想いを語る本です。 杉本清さんのことを今の若い人たちは果たして…

読む競馬(11)エリモエクセルがくれたサラリーマン人生 ~1998年オークス~

競馬のWEBフリーペーパー&ブログ「ウマフリ」さんに5度目の寄稿の機会をいただきました。 私の今のサラリーマン人生があるのはエリモエクセルのおかげ。 この、ある意味”ひょんなきっかけ”が無かったら就職してなかったかもしれません。 それくらい当時は就…

読む競馬(10)メジロマックイーンと新冠のじいさん

ランキング参加中競馬が好きランキング参加中競馬ランキング参加中競馬ランキング参加中競馬好きの会 競馬のWEBフリーペーパー&ブログ「ウマフリ」さんに4度目の寄稿の機会をいただきました。 私が競馬を始めたのが1995年。 メジロマックイーンは既に引退…

読む競馬(9)人馬の出会いを紡ぐ馬 ドリームジャーニー

競馬のWEBフリーペーパー&ブログ「ウマフリ」さんに3度目の寄稿の機会をいただきました。 先日の高松宮記念、人気薄であわや馬券圏内の4着に突っ込んできたトゥラヴェスーラはドリームジャーニー産駒です。 ちょうどこの記事を書いている時だったので、ひ…

読む競馬(8)『G1の勝ち方 サラブレッド金言108』藤沢和雄

競馬本の紹介、第8回は藤沢和雄調教師の「G1の勝ち方 サラブレッド金言108」です。 ■著者はあの藤沢調教師 著者は皆さんご存じ、最近ではソウルスターリング、レイデオロ、タワーオブロンドンなど数多くのG1馬を輩出した名門厩舎の調教師です。 G1…

読む競馬(7)『競馬無敵の孫子流21攻略』清水成駿

競馬本の紹介、第7回は清水成駿さんの「競馬無敵の孫子流21攻略」です。 清水成駿さんをご存じですか? 1948年東京都出身。明治学院大学卒業後、競馬専門紙「一馬」に入社。 予想欄にひとりポツンと打った「孤高の◎」で次々に大穴を的中。一躍カリス…

読む競馬(6)『星になった名馬たち』渡辺敬一郎責任監修

ランキング参加中競馬が好きランキング参加中競馬ランキング参加中競馬ランキング参加中競馬好きの会 競馬本の紹介、第6回は渡辺敬一郎さん責任監修の「星になった名馬たち」です。 -ファンを歓喜させる鮮やかな勝利 -種牡馬や繁殖牝馬となって血を分けた…

読む競馬(5)エアグルーヴとビワハイジが切り拓いた牝馬の未来 1996年・チューリップ賞

競馬のWEBフリーペーパー&ブログ「ウマフリ」さんに2度目の寄稿の機会をいただきました。 1996年、JRAの売り上げもピークの頃じゃないでしょうか。 個人的には、オグリキャップ以来盛り上がってきた競馬会がまだまだイケイケだった熱い時代。 今回…

読む競馬(4)名物実況と地方の絆~2019年・佐賀記念~

ランキング参加中競馬が好きランキング参加中競馬ランキング参加中競馬ランキング参加中競馬好きの会 競馬のWEBフリーペーパー&ブログ「ウマフリ」さんに寄稿させていただきました。 佐賀記念に関する名勝負を、ということで2019年の佐賀記念を取り上げまし…

読む競馬(3)『勇者の故郷』寺山修司

ランキング参加中競馬が好きランキング参加中競馬ランキング参加中競馬ランキング参加中競馬好きの会 競馬本の紹介、第3回は寺山修司さんの「勇者の故郷」です。 寺山修司を猛烈に好きだという人は山ほどいると思います。 カリスマ性を備えた歌人であり、劇…

読む競馬(2)『草競馬流浪記』山口瞳

競馬本の紹介、第2回は山口瞳さんの「草競馬流浪記」です。 中央競馬にはない地方競馬ならではの楽しさを求めて、全国津々浦々を編集者とともに旅します。 地方のホテルや温泉宿に泊まって、競馬を打ち、その土地土地の旨いものを食べて飲んでという紀行文…

読む競馬(1)『優駿』宮本輝

競馬本の紹介、第1回は宮本輝さんの「優駿」です。 私にとって、ずっと変わらず小説の中でNo.1の本。 この小説には北海道の馬産地の風景がたびたび出てきます。 優駿を読んだ人は誰もが、シベチャリ川をみたくなる。 私も以前は毎年夏の終わりごろに北海道…

読む競馬〈はじめに〉読書で競馬ライフを豊かなものに

馬券だけじゃない競馬の魅力 ・競馬はロマンだ、人生そのものだ ・競馬は極上の推理小説だ ・競馬とは馬と人とが織り成す物語だ こういった言葉をどこかで聞いたことがありませんか?もしかしたら、ご自身でこういう言葉を口にしたことのある人もいるでしょ…