夕ぐれ食堂競馬みち

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読む競馬(11)エリモエクセルがくれたサラリーマン人生 ~1998年オークス~

 

競馬のWEBフリーペーパー&ブログ「ウマフリ」さんに5度目の寄稿の機会をいただきました。

私の今のサラリーマン人生があるのはエリモエクセルのおかげ。

この、ある意味”ひょんなきっかけ”が無かったら就職してなかったかもしれません。

それくらい当時は就職イヤイヤ病でした。

あれから20年以上たちましたが、ちゃんとその会社で働いています。

 

冒頭だけ少しご紹介です。

──就職なんかしたくないなぁ。

 

1998年の春、大学生だった私は就職活動の真っ只中だった。

1990年初頭にバブルは崩壊し、山一証券が破綻したのが前年の1997年。
世にいう「就職氷河期」だった。

 

この年のオークスは、桜花賞の上位3頭、ファレノプシス、ロンドンブリッジ、エアデジャヴーをはじめ、阪神3歳牝馬S勝ちのアインブライド、報知杯4歳牝馬特別勝ちのマックスキャンドゥなど素質馬たちが揃っていた。

その中で、私は別路線組のエリモエクセルに目をつけていた。

 

エリモエクセルは同期の馬たちから随分遅れて1998年の1月にデビューした。

新馬戦は勝ったものの、2戦目はダートの自己条件戦を使って3着。

桜花賞トライアルの報知杯4歳牝馬特別に格上挑戦で出走したものの6着。

桜花賞を断念して向かった忘れな草賞で勝利し、ギリギリでオークスへの切符を手にしていた。

私の就職活動も、うまくいっていなかった。

そもそも働きたくないのだから、活動にも力が入らない。

ろくに企業研究をすることもなく、名前を聞いたことがある大企業だけを幾つか受けていた。

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