2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
◎ヴェルトライゼンデが2着に入り2週連続的中となったこぎんちゃん。 がんちゃんは3着ラストドラフトを持ってなくてハズレ。 今日も夕ぐれ食堂にはこぎんちゃんとがんちゃん。 緊急事態宣言がでて早仕舞いするようになってもお客さんは結構入ってる。 弓子さ…
競馬本の紹介、第2回は山口瞳さんの「草競馬流浪記」です。 中央競馬にはない地方競馬ならではの楽しさを求めて、全国津々浦々を編集者とともに旅します。 地方のホテルや温泉宿に泊まって、競馬を打ち、その土地土地の旨いものを食べて飲んでという紀行文…
「タイムトゥヘヴン、頑張ってくれましたね」 単勝を買っていた弓子さん。 馬券は外したものの、懸命に走るキストゥヘヴンの子供をみて元気をもらたって。 天国の夕子さんに届いたかな。 「今日はしっかり飲んで食べてもらいますよぉ!」 こぎんちゃん、がん…
競馬本の紹介、第1回は宮本輝さんの「優駿」です。 私にとって、ずっと変わらず小説の中でNo.1の本。 この小説には北海道の馬産地の風景がたびたび出てきます。 優駿を読んだ人は誰もが、シベチャリ川をみたくなる。 私も以前は毎年夏の終わりごろに北海道…
「あれからもう26年か・・」 こぎんちゃんがつぶやく。 今日もがんちゃんと一緒に夕ぐれ食堂。でもいつもと雰囲気が違うみたい。 「この日が来るといつも心がキュッとなる・・」 弓子さんがお銚子で二人のお猪口に酒をつぐ。 小さいころ神戸に住んでいた弓…
馬券だけじゃない競馬の魅力 ・競馬はロマンだ、人生そのものだ ・競馬は極上の推理小説だ ・競馬とは馬と人とが織り成す物語だ こういった言葉をどこかで聞いたことがありませんか?もしかしたら、ご自身でこういう言葉を口にしたことのある人もいるでしょ…
「負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じぬくこと・・・」 夕ぐれ食堂に懐かしい歌詞が流れる。 80から90年代のJポップ、たまにその時代の演歌もかかる。 弓子さんにとっては少し古いチョイスに思えるが、こぎんちゃんと同じ世代のお…
「石川はもっと乗り方あっただろうに・・」 テリトーリアルは下手に人気したのが良くなかったのか、いまいち主張のないレース運び。 ルメールだったら自分から流れを作りに行ってる、って息巻くこぎんちゃん。 いまさら言ってもあとの祭り。 「わたしはかす…
のれんをくぐると弓子さんの艶やかな声が耳に心地いい。 「いらっしゃい」 こぎんちゃんの土曜日の夜は、ここ「夕ぐれ食堂」だ。 カウンター5席、小あがりにテーブル席が2つのこじんまりとした食堂。 土曜の夜の仲間たちとの競馬談義。奥さんからこれだけ…
1着3枠4番 ディープインパクト(武豊1番人気) 2着1枠1番 ポップロック(O.ペリエ6番人気) 3着4枠5番 ダイワメジャー(安藤勝己2番人気) 有馬記念はディープインパクトの圧勝で幕を閉じました。 これまでも衝撃的なレースを見せ続けてきた同…
1着1枠2番 ファレノプシス(松永幹夫3番人気) 2着1枠1番 フサイチエアデール(横山典弘1番人気) 3着7枠14番 エイダイクイン(二本柳壮10番人気) たった今、ファレノプシスが第25回エリザベス女王杯を勝ちました。 彼女は4歳クラシックロー…
概要 九州のどこかにある商店街。 その一角にある居酒屋兼食堂「夕ぐれ食堂」を舞台に、競馬好きの呉服屋の旦那コギンちゃんと仲間たちが週末の馬券で織り成す悲喜こもごも。 登場人物 コギンちゃん 呉服屋「筑後屋」店主。40なかば。呉服問屋「角米株式会社…