夕ぐれ食堂競馬みち

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2021引退騎手・調教師この一頭

今月末を持って蛯名騎手、それから8名の調教師が引退されます。

本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。

 

感謝の気持ちを込めて、この方といえばこれ!という思い出の馬を記録しておきたいと思います。

みなさんは、それぞれどの馬を思い浮かべられますか?

 

 

蛯名正義(美浦) ステージチャンプ

新しい競馬ファンであればアパパネを挙げるでしょうか。

少し古いファンであればG1初制覇となったバブルガムフェローや、人気薄でオークスを勝ったウメノファイバーあたりを挙げるかもしれません。

 

しかし、私は断然ステージチャンプです。

6歳の春の天皇賞。

ゴール前押し切りをはかるライスシャワーに大外から猛然と追い込んだのがステージチャンプでした。

鞍上の蛯名正義騎手は勝ったと思いガッツポーズ。

しかし結果はハナ差届かずの2着。

この姿が強烈に印象に残っていて、私の中で蛯名騎手といえばステージチャンプなのです。

 

このエピソードはよく「幻のガッツポーズ」と言われます。

しかし、幻なのは勝利であって、ガッツポーズは揺るがない事実なんですよね。

 

調教師になって、天皇賞春に管理馬が出てきたら馬の名前ではなく「エビショー」の掛け声で応援したいものです。

 

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ノーザンホースパークにいたころのステージチャンプ 

 

石坂正(栗東) ダイタクヤマト

石坂調教師も数多くの名馬を育てられました。

何といっても牝馬3冠・JC連覇のジェンティルドンナ。

そしてGI9勝砂の王ヴァーミリアン。

ほかにもブルーメンブラッド、アストンマーチャンなどG1馬多数です。

 

そんな中で思い出の馬といえばダイタクヤマト。

2000年のスプリンターズステークス、穴男・江田照男騎手を背に最低人気での勝利。

単勝配当はなんと25,750円!

2着が1番人気のアグネスワールド、3着が2番人気ブラックホークでした。

 

当時追いかけていたブラックホークからの馬連馬券を握りしめていた私。

実は相手にダイタクヤマトを買っていました。

2着アグネスワールドとの差はわずかにハナ差。悶絶ものでした。

 

石坂調教師、大変お疲れさまでした。

 

田所秀孝(栗東) ダブリンライオン

多少有名どころではエリモハリアーやクロフネサプライズというところでしょうか。

 

私の思い出の馬は窮地を救ってくれたダブリンライオンです。

ダブリンライオンは3戦目でようやく未勝利を勝ち上がりました。

しかも2戦目、3戦目はダート戦です。

 

迎えた1998年アーリントンカップ。

藤田伸二騎手のデピュティ―アイスや蛯名騎手のマイネルラヴが人気していました。

私は、デビュー戦の芝の走り(5着)が良かったので思い切ってダブリンライオンの単勝で勝負。

オリビエペリエ騎手を背に6番人気ながら見事勝利してくれました。

 

大学で一人暮らし、遊びすぎてお金が尽きかけて、毎日3食を近くの商店街で売っている10個250円のたこ焼きで凌いでいただけに救われました。

それで強烈に印象に残っているのです。

 

田所調教師、大変お疲れさまでした。

そして何よりあの時は助けられました。ありがとうございました。

 

角居勝彦(栗東) デルタブルース

角居調教師も数多くの名馬を育てられました。

G1馬は何勝されたことか。

 

中でも私の思いでの一頭はデルタブルースです。

2004年の菊花賞、当時まだ園田競馬場所属だった岩田康誠騎手に史上初・地方競馬所属騎手の中央G1勝利をもたらした馬です。

 

2着にきたホオキパウェーブとの馬連11,280円を的中できた喜びもさることながら、岩田騎手の勝利騎手インタビューがとても印象に残っています。

 

半ば放心状態で「何が何だか自分でもわからない状態でゴールしたんですけども・・」と始まったインタビュー。

地方のジョッキーが中央のジョッキーを退けたという周囲の爽快さとは裏腹に、何とも初々しい受け答え。

デルタブルースとともに私の心に残っています。

 

角居調教師、大変お疲れさまでした。

美味しい馬券もいただいてありがとうございました。

 

松田国英(栗東) キングカメハメハ

従来の競馬の常識を疑い、常に新しいことにチャレンジし続けた調教師というイメージ。

何といってもクロフネで挑戦し、キングカメハメハで結実したNHKマイルカップと日本ダービーの変則2冠。

 

ハードローテーションや、古馬になる前に故障で引退する馬が出たことでたくさんの批判も浴びていました。

しかし、松田調教師が変則2冠に挑戦させた上記2頭とタニノギムレットは、引退は早かったもののいずれの馬も種牡馬として好成績を収めています。

 

松田調教師、大変お疲れさまでした。

新しい世界を見せてくれてありがとうございました。

 

ほか、西浦勝一調教師(栗東)、西橋豊治調教師(栗東)、星野忍調教師(美浦)、湯窪幸雄調教師(栗東)もお疲れさまでした。

 

西浦調教師といえば先週の小倉大賞典テリトーリアルで美味しい馬券をいただきましたが、印象深いのはテイエムオーシャン。

西橋調教師はプリモディーネ、星野調教師は何といっても日経賞のネコパンチですね。

 

2月の競馬は別れの季節。

引退される調教師・騎手の方々に感謝の気持ちをもって今週末を迎えたいと思います。

 

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