夕ぐれ食堂競馬みち

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競馬勝ち飯(6)大阪北新地「ふくのや」さん

 

勝負に勝ったら美味しいご飯を!

というわけで、競馬で儲けたお金で「勝ち飯」第6弾です。

 

今回の勝ち飯は大阪は北新地の「ふくのや」さん。

 

先週土曜日、所用で大阪に出かけた際、鰻を食べたくてGoogleマップで検索してみました。

「大阪 うなぎ 美味しい」

ヒットしたのがこのお店。

うな重の松で4000円程度。

口コミ欄を見ると「リーズナブル」「高コスパ」という言葉がでてきます。

良さそうじゃない!ってことで早速Googleマップをみながらお店へ。

 

うん?ここは北新地じゃないか?

あれ?新地でこんな値段でうなぎ食べれるのかな?

大丈夫かな、、、と多少の不安を抱きつつお店に到着。

暖簾をくぐって戸を開けると、上品な割烹着姿の女性が。

「一人ですけど、いけますか?」

と聞くと、少しお待ち下さいと言ってお店の中へ。

何やら話ししてる。

しばらくすると「どうぞ」と。

 

なんだろうなぁ、と思いつつお店の中へ入ると、カウンターの向こうに板前さんが5〜6人!

「いらっしゃいませ~」という声も複数の板前さんから言われると気圧されるような迫力が。。

 

こりゃ来る店間違ったかな、、、なんて思いつつももう引き下がれません。

 

内心ビビっているのを悟られないように振る舞いつつカウンターに腰掛けました。

 

上品なおしぼりが運ばれてきて

「まずは飲み物何にしましょう?」

 

いやぁ、うな重食べにきただけなんだけど、、、なんて思いながらも雰囲気に呑まれ「じゃあ、ビールで。ノンアルコールありますか?」と。

 

冷えた小ぶりのグラスとともに瓶ビールが運ばれてきます。

「ではおつぎします」と板前さんの一人がグラスに注いでくれます。

おいおい、何だよこれ。

こんな店来たことないわ!

 

いかんいかん!俺はうな重の松を食べに来たんだ!と思い直し、さっそくメニューを開きます。

あれ?

金額が書いてないんですけど。。。

うな重を探すけどなかなか見つけられない。

ようやく見つけるも、書かれていたのは

 

特上うな重

小さいうな丼

 

この2つだけ。

えっ?松は?松。

 

どうやら私が見たのは昼のメニューらしいということを感じながら、ここにきてさすがに小さいうな丼は頼めません。

 

思い切って「特上うな重ください」と注文。

あーあ、頼んじゃったよ。

 

ドキドキしているところにお通しが運ばれてきました。

「とろろ豆腐と鱧の煮こごりです」と。

おいおい、これだけでいくら取られるんだよ、なんて思ってしまう貧乏性。

なんだかソワソワしながら頂く。

うまい!

 

これを食べた瞬間「これは楽しまなきゃ損だな」と思い直し腹が据わりました。

ようやく気持ちが落ち着いた頃、いよいよ特上うな重が目の前に。

まずはご飯のみよそって口に運びます。

うな重を食べるときの私なりの流儀。

タレを確かめるのです。

うん!これは好きなタイプのタレだ。

甘すぎずあっさりしすぎず絶妙な味わい。

 

そして次に鰻とご飯を一緒に口に入れます。

う、う、うまい!

鰻は肉厚でフワッとした口触り。

幸せだ。。。

 

それからは夢中にかき込む、かき込む。

あっという間に完食。

大満足。ごちそうさまでした。

 

ぼーっとしてるとまた何か注文させられるかもしれないのでさっさと退散。

お会計は、、、ノンアルビールと特上うな重で1万ちょっと。

正直もっといくと思っていたので少し安心。

でも、冷静に考えると高いよなぁ、贅沢しすぎだなぁ、なんて思いながらも「競馬で勝ったんだからいいや」と思い直しお店を後にしました。

 

ふくのや」さん、ごちそうさまでした!

さて次はいつ勝ち飯食べられるかな??

 

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★★これまでの勝ち飯シリーズです★★