宝塚記念2021について、過去10年のレース傾向からみたデータ分析です。
大まかな傾向をつかんでおくことは馬券力UPには有効だと思います。
これを見れば勝ち馬が導き出せるというものではありませんが、馬券検討の味付けにはなります。
例えば最後の最後で本命を2頭か3頭で迷ったときなど、ここにあるようなデータで最後の一押しをもらえる馬を選ぶ、といった使い方がいいのではないかと思います。
いちいち全部読むのは面倒だ!という方に向けて最初にまとめておきますね。
宝塚記念の予想対策ポイント
・10年で勝ち馬の7頭が8枠、1・2枠も優勢
・阪神芝2200M全体の傾向と同じく、先行馬が圧倒的に好成績
・勝ち馬10頭のうち前走大阪杯と天皇賞で6頭、他も幅広く
・勝ち馬は10年のうち8頭が関西馬だが、連対率複勝率でみると関東馬と大差なし
・勝率No.1はキズナ、ディープ、ハーツ、ルーラシップ産駒が連対率で20%超え
★「1番人気+中穴の組合せ」か「中穴同士の組合せ」が馬券の基本線
★前走1着馬はわずか1勝のみで連勝は厳しい、前走惨敗からの巻き返しも十分あり
枠順
10年で勝ち馬の7頭が8枠ですね。
阪神芝2200M全体の傾向とは違うので宝塚記念独特の傾向なのか、たまたまなのか判断は難しいですが、比較的内枠有利と言われるこのコースにおいて、8枠に入っても勝負になるというのは要チェックですね。
1、2枠の成績も比較的良いです。これは全体傾向とも合致していますね。
脚質
阪神芝2200M全体の傾向と同じく、先行馬が圧倒的に好成績を残しています。
前走レース
勝ち馬は大阪杯と天皇賞で10年のうち6頭を輩出していますが、海外組も含めて幅広いですね。
前走使用距離
一つ前の前走レースで出てきた大阪杯と天皇賞・春が好成績ということで、前走2000M、3200Mの馬が好成績を残していますね。
1800Mや3000Mからの臨戦は連対すらないです。
所属(関東・関西)
勝ち馬は10年のうち8頭が関西馬ですが、勝率や連対率をみると関東馬と大差ないですね。
種牡馬
これは阪神2000M全体の傾向になります。
勝率No.1は23.5%のキズナですね。
ディープインパクト、ハーツクライ、キズナ、ルーラシップ産駒が連対率で20%を超えていますね。
人気
1番人気は連対率50%とそこそこ信頼できますが、8番人気の馬まで勝ち馬がいるということで、かなりバラツキがありますね。
11番人気以下の馬からは連対馬が出ていないなので、馬券は基本的に10番人気以内で買うのが良さそうです。
「1番人気+中穴の組合せ」か「中穴同士の組合せ」が馬券の基本線になりそうですね。
前走着順
あまり明確な傾向が出ませんが、前走惨敗からの巻き返しも十分ありえるというデータは頭に入れておきたいですね。
また前走1着からの連勝というのも僅か1頭のみということで、春の一連の戦いを経て余力が残っていない馬だと暑い時期の宝塚記念では厳しいということでしょうか。
世代
4歳or5歳世代が優勢ですね。
7歳以上になると3着以内にきたのはわずか1頭という状況です。
以上、ここまで宝塚記念のデータを見てきました。
みなさんお馬券の参考になれば幸いです。