今週末に行われるNHKマイルカップについて、過去10年のレース結果からみた傾向分析です。
先週の天皇賞・春も終わってみればデータの傾向にほぼ合致する決着でした。
まあ、人気サイドでしたから当然と言えば当然ですね。
天皇賞・春が阪神開催ということで参考程度のデータだったことを考えると、今回のNHKマイルカップは施工条件等は変わりませんのでより有用なデータとなりそうです。
いずれにせよ、やはり大まかな傾向をつかんでおくことは馬券力UPには有効だと思います。
これを見れば勝ち馬が導き出せるというものではありませんが、馬券検討の味付けにはなります。
例えば最後の最後で本命を2頭か3頭で迷ったときなど、ここにあるようなデータで最後の一押しをもらえる馬を選ぶ、といった使い方がいいのではないかと思います。
いちいち全部読むのは面倒だ!という方に向けて最初にまとめておきますね。
NHKマイルカップの傾向まとめ
・大きな有利不利はないが外枠の方が好成績
・逃げ馬要注意、次いで先行馬が有利
・勝率でみると桜花賞・皐月賞組、NZT組は前走5番人気以内の馬
・前走1800M、2000M組からの距離短縮組の方が好成績
・ディープ、リアル、キンカメ、スクリーンヒーロー、ルーラー産駒が好成績
・人気馬あてにならず、平穏か大荒れかの両極端のレース
・前走の着順は不問
枠順
まずは枠順の傾向です。
大きな有利不利は見当たりませんが全体的には外枠の方が好成績のように見えますね。
脚質
続いて脚質です。
逃げは圧倒的に結果を残していますね。東京芝1600M全体の傾向としても逃げは有利のようですので要チェックですね。
前走レース
続いて前走のレース別のデータです。
勝率でみると桜花賞・皐月賞のクラシック緒戦組が好成績を収めていますね。
他では毎日杯の連対率も見逃せません。
ニュージーランドトロフィー組は勝つか惨敗かの両極端。
JRA-VANのデータ分析によると、そのNZTにおいて5番人気以内だった馬が良いとのこと。
これは要チェックですね。
前走使用距離
前走の距離別です。
前走1800M、2000M組からの距離短縮組の方が好成績ですね。
毎日杯や皐月賞もこのあたりに含まれているので当然ですね。
所属(関東・関西)
所属別です。
大きな差はありませんが、どちらかと言えば関西馬の方が優勢ですね。
種牡馬
種牡馬別です。
ディープインパクト産駒がすべての項目でトップクラスの成績ですね。
連対率に着目するとリアルインパクト、キングカメハメハ、スクリーンヒーロー、ルーラーシップ産駒が好成績です。
人気
人気があてになりません。
このNHKマイルカップは平穏か大荒れかの両極端のレース。
まずはどちらのスタンスで予想していくかを決めておく必要がありそうです。
前走着順
前走の着順もあてになりません。
この傾向はぜひ憶えておきたいところです。
以上、ここまでNHKマイルカップのデータを見てきました。
みなさんお馬券の参考になれば幸いです。