JRAのホームページに「競走馬検索」というページがあるのをご存じでしょうか。
そこで検索すると馬名の由来も分かります。
週末に行われるフェブラリーSに出走する馬たちの馬名の由来をみてみました。
今年のフェブラリーSには、エジプト王がおふたり、太陽神もおふたり出走するようですよ。
アルクトス 北斗七星(ギリシャ語)
北斗の拳が好きな私にはたまらない馬名だということがわかりました。
パソコンで変換したら「歩く鳥栖」と出てきたので、佐賀競馬好きの私にはそっちの意味でもいい名前です。
インティ インカ神話の太陽の神
インカ帝国を興したケチュア族の人々が、太陽の神を天の序列の第一位に置いてインティという名前で神聖視したそうです。
ちなみに、インカ帝国の首都であったクスコには、この太陽神のお祭りがあるらしく、「インティ・ライミ」というらしいです。おお。佐藤哲三さんのあの馬ですね。
エアアルマス 冠名+世界最高級アルマスキャビアより
う~ん。庶民には手の届かないものですね。そのなかでも世界最高級というくらいですから。めちゃくちゃ高いんでしょうね。でもキャビアって美味しいですかね?
エアスピネル 冠名+タイに伝わる伝説の竜の形をした馬
いいじゃないですか。
ドラゴンクエストのモンスターとして出てきてほしいです。
オーヴェルニュ フランスの地方名
日本でもおなじみのミネラルウォーターであるヴォルヴィックはこの地方の山から採水されたものらしいです。
カフェファラオ 冠名+父名より
”父名より”と言われてしまうとそれまでなので、父名の由来を少し調べてみました。
アメリカンファラオの父がパイオニアオブザ”ナイル”であること、オーナーがアメリカ在住のエジプト人であったことに由来するようです。
なるほどそういうつながりなんですね。
サクセスエナジー 冠名+エネルギー
この馬名をみるといつもエナジードリンクを思い浮かべます。
モンスターエナジーの姉妹商品のような。。
サンライズノヴァ 冠名+新星
なるほど。でももう新星であった時期は遠い昔ですかね。
今は古豪。自分の名前に追いつき、追い越した感じでいいですね。
今週も期待できるかな!?
スマートダンディー 冠名+洗練された男性
こうありたいです。
ソリストサンダー 独唱者(仏)+雷
ソリストの意味を検索してみると「独唱者。独奏者」と出てきます。
”独奏”よりも”独走”の方が競走馬としてはいいのかな。
もしかしたら、かけてたりして。
ヘリオス ギリシャ神話の太陽の神
あれ?2頭目ですよ。太陽神。
こちらはギリシャの太陽神みたいです。
インカ神話の太陽神(インティ)とどちらが強いのでしょうね。
ミューチャリー お互いに
優しい名前ですね。でも同着はダメですよ。
中央馬に負けるな!地方の星として頑張ってほしいですね。
ヤマニンアンプリメ 冠名+印刷する(仏)
印刷する!?
きっと馬主にしかわからない深い意味があるのでしょう・・。
レッドルゼル 冠名+熱望(仏)
これもカッコいい系の名前ですね。
情熱の赤と相まって、燃え盛るような熱望といったところでしょうか。
ワイドファラオ 冠名+王様
ファラオ2頭目ですね。直訳すると幅広い王様。
心が広く、統べる領土も広い?
ダートだけじゃなく芝でも走れる”幅広さ”もあるといいですね。
ワンダーリーデル 冠名+リーダー(西)
国名漢字「西」はスペインなんですね。
スペインの若きリーダー。ペドロ・サンチェス首相ですかね。1972年生まれの48歳。
こちら、馬の方は牡馬8歳。まだまだ若いものには負けられん!というところでしょうか。
いやぁ~、馬名って面白いですね。
色んな想像が広がりますし。
意味を知ることで競馬を楽しむ引き出しが一つ増えるような気がします。
フリー素材の写真で特に今回の記事とは関係ないのですが、一応調べてみましたよ。
アレグロは、音楽用語としては一般に「 速く 」の意味。
速く走ってほしいという馬主の祈りが込められてるんでしょうかね。