スプリンターズＳについて、過去10年のレース傾向からみたデータ分析です。
大まかな傾向をつかんでおくことは馬券力UPには有効だと思います。
これを見れば勝ち馬が導き出せるというものではありませんが、馬券検討の味付けにはなります。
例えば最後の最後で本命を２頭か３頭で迷ったときなど、ここにあるようなデータで最後の一押しをもらえる馬を選ぶ、といった使い方がいいのではないかと思います。
いちいち全部読むのは面倒だ！という方に向けて最初にまとめておきますね。
スプリンターズＳの予想対策ポイント
・4、5がそれぞれ3勝と他を圧倒。6枠は馬券圏内ゼロで鬼門
・後ろからの馬が有利。軸馬は差しor追い込み馬
★勝利数は5勝のセントウルSも、勝率・連対率はG1からの臨戦馬
・勝利数では前走1200M組、勝率では前走1600M組
★所属別でみると東西5勝ずつで同じも、勝率になると関東馬が3倍以上
・ルーラシップ、ヴィクトワールピサ産駒が比較的好成績
★3番人気以内の馬の実績が抜群
★3連系は「1、2着欄は3番人気までの馬、3着に人気薄」が面白い
★4～6歳世代の勝負で、3歳馬や7歳以上は厳しい戦い
★前走も好走していた馬が好成績
枠順
4、5がそれぞれ3勝と他を圧倒していますね。
一方で6枠はここ10年で馬券圏内に入った馬が一頭もおらず鬼門の枠になっていますね。
脚質
勝ち馬は9頭が差し、残り1頭も追い込みということで、基本的には後ろからの馬が有利なので、軸馬は差しor追い込み馬でいいでしょう。
一方で連対となると逃げ馬、先行馬にも注意が必要です。
前走レース
勝利数は5勝のセントウルSが一番多いのですが、勝率・連対率になると安田記念やヴィクトリアマイル、高松宮記念などG1からの臨戦馬の成績が良くなっています。
前走使用距離
勝利数では前走1200M組、勝率では前走1600M組ですね。
一つ前の前走レースの傾向で把握したように、セントウルS組vsG1組ということなのでしょう。
安田記念とヴィクトリアマイルはともに1600Mですからね。
所属（関東・関西）
勝利数は5勝ずつで同じですが、勝率になると関東馬が3倍以上になりますね。
連対率・複勝率は大差ありません。
種牡馬
これは中山芝1200M全体の傾向になります。
ルーラシップ、ヴィクトワールピサ産駒が比較的好成績を残していますね。
人気
3番人気以内の馬の実績が抜けています。2着もそんなに穴人気の馬はきていません。
一方で3着になると幅広く人気薄からも来ていますので、3連系で勝負する方は「1、2着欄は3番人気までの馬、3着に人気薄」が面白そうですね。
前走着順
基本的には前走も好走していた馬が好成績を残しています。これは大きな傾向です。
世代
基本的に4～6歳世代の勝負で、3歳馬や7歳以上は厳しい戦いを強いられています。
8歳以上は3着内も皆無です。
以上、ここまでスプリンターズSのデータを見てきました。
みなさんお馬券の参考になれば幸いです。
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