勝負に勝ったら美味しいご飯を!
というわけで、富士ステークスでタイムトゥヘヴンからの三連複で儲けたお金で「勝ち飯」です。
今回は兵庫は梁瀬の釜めしや「喜古里(きこり)」さん。
私の父親の実家は九州は福岡のド田舎なのですが、そこと同じ山間の味わい深い風景が広がる場所にひっそりと佇んでいます。
少しひいてみるとこんな感じです。
かやぶき屋根がいいですね。
百年の歴史を刻む古民家を活用したお店で、一番のおすすめは『釜戸炊ごはん』。
白米の釜飯、黒豆の釜飯、但馬地鶏釜飯、とりゴボウ釜飯、豚ごぼう釜飯、穴子釜飯、牛スジコン、あわび釜飯などその種類は豊富です。
いただいたのは刺身定食。
刺身の5種盛り、小鉢、炊き合わせ、漬物、冷やし蒸し、みそ汁が付きます。
そしてもちろん、白飯を釜めしにチェンジ!
蛸の釜めしにしました。
この蛸の釜めしが最高でした。
ご飯はもっちりしていて蛸のうま味が米にしっかり染みています。
噛むたびにジュワッと口の中に風味が広がります。
もちろん、刺身をはじめそのほかの料理もとても丁寧に作られているのが伝わってくる味です。
そして、もう一つは鱧尽くし。
梅肉をつけて食べる鱧はサッパリしつつも鱧の濃厚な味は失われず、とても美味しい。
鱧の天ぷらも上品な味で最高でした。
今回は富士ステークスでの勝ち飯でしたが、実は生まれて初めて応募した「優駿エッセイ対象」で予選を通過し、最終選考に残ったお祝いでもありました。
残念ながら最終選考では選ばれませんでしたが、予選を通過しただけ十分です。
これからもボチボチ書いていきたいと思います。
自宅へ帰りがてら近くの和田山に。
和田山駅は思い出の場所。
大学入試センター試験の翌日が阪神淡路大震災。
関西の大学に合格した私は、父とともに入学手続きのために九州からはるばるやってきたわけですが、新幹線は岡山までしか通じておらず、そこからは在来線に乗り換え。
しかも日本海側に迂回しないと進めず、その途中で停車したのがこの和田山駅でした。
当時は、どこのどんな駅か知りませんでしたが、寂しい感じで父と二人で弁当を食べながら発車を待っていたことだけは鮮明に記憶しています。
当時ままほとんど変わらない和田山駅をみてとても懐かしくなりました。
駅近くの町屋カフェによって食後のコーヒーで一服し、岐路に着きました。
今回は兵庫は梁瀬の釜めしや「喜古里(きこり)」さんでした。
ありがとうございました。また寄りたいと思います。